どもども、こんにちわ♪
前回お話した兵庫県西宮の
【夫婦岩】
そういやこの場所にまつわるエピソードがもうひとつありまして、今回はそれをご紹介したいと思います。
ただ、この話は知人から聞いた話であり私自身が実体験したわけではないので
正直真実かどうかは定かではありません、本当どこにでもある単なる都市伝説の一部かもしれません。
どうかその辺ご理解下さい。
ただ、この話を聞いた時はかなりの鳥肌モンでして、モーレツに怖かったことを今でも覚えています。
なるべく忠実に寒気を感じる程の勢いで文字にできればなぁと思っております。
また夫婦岩についてまだご存知でない方は当ブログのカテゴリー
【怖い話】
↓ ↓ ↓
【個人的に最強心霊スポットはここ!】
にてお読み頂けたらなぁと思います。
それでは早速恐怖体験への入り口へご案内致します。
今から約15年程前の話、ちょうど秋口の事でした。
大阪から車でドライブ、六甲山に登っていた2人のカップルの事。
深夜12時を回った頃合、そう!わざわざ夜景を見に行っていました。
いわくつきの心霊スポット巡りをしていたわけでもなく本当ただ夜景を見る為に。
(この時点で自分のエピソードとも被っていてちょっと怖い)
たわいもない話をしながら夜景を見た帰り道、例の夫婦岩が見えてきます。
『なにあれ?なんで道路の真ん中に岩があるの?』
彼女が言う。
『さぁ、なんかよく分からんけどいわくつきなんちゃう?結構有名らしいで。』
と彼。
『へぇ。なんか気持ち悪いなぁ、霊感とかないから分からんけど』
特段何が起こるわけもなく通過する。
この付近の道路は意外な程に交通量が多い。
この不気味な夫婦岩の近隣は割りと閑静な住宅街となっており深夜でも比較的多くの車が行きかう。
要するにこの道路はこの辺りの住人にとっては生活をする上でかかすことの出来ない交通ルートなんだろう
、そう思った。
生活をする上で不気味な岩があるとかどうとか言ってられないですもんね…。
そんなこんなで大阪から来たカップル達もその程度の解釈だったろうと思う。
突如、彼女が言う。
『あぁあ、危ない!!』
『うおぉ、あかん!!』
彼氏の運転能力は決して低いわけじゃなかったが間に合わなかった。
さほどスピードが出ていたわけでもなかったのだが、
気付いた時には車のボンネットに隠れそうなぐらいの位置に何者かが目の前を横切ろうとしていた…。
ボコン!!!
鈍い音がする。
わずか一瞬の出来事でした。
『嘘やろ~~…なんでこんな所歩いてんねん…ヤバイどうしょ~』
助手席の彼女に話しかけるが返事がない…。
どうやら彼女のほうも突然の出来事でショックを隠せないらしい。
一言も喋らない。
『なぁ、聞いてる?救急車呼ぼうか…』
助手席のほうに目をやる…。
無言の彼女。
そこには信じがたい光景が。
なんとそこには先ほど車の前を横切ろうとしていたであろう老婆が座っていたのである。
そしてこちらを見て何を言うわけでもなく老婆はニヤリと笑みを浮かべたそうな…。
彼氏は一瞬にしてパニック状態になり車の外へと飛び出した。
意味不明な出来事がわずか1分足らずの間に襲ってくるのだ、当然の事だろう。
そしてますますおかしくなるような出来事が更に彼を襲う。
なぜかそこには。
【道路に横たわる彼女】
足や腕は折れてはいけない方向に曲がっており目が開いたまま倒れている。
どこからかは分からないが出血も相当ある。
直感で気付く。
【これはもう助からないんじゃないか…】
(現にその後救急搬送先の病院で彼女は息を引き取った。)
結局なぜ助手席に乗っていたはずの彼女がそこに倒れ亡くなったのかは未だにハッキリしていないらしい。
実際彼の車には凹みどころか傷ひとつ無く、現場検証に来た警察もお手上げだったそう。
結局最終的には交通事故どころか謎の転落死ということで片付けられることとなったそうだ…。
転落するような場所すぐ近くにはないのに…。
この一件以来、彼は頭がおかしくなり今もずっと精神病院で入院している。
この話は私の友人から聞いた話で、その友人が
当初事故があったことを聞きつけお見舞いに言った時に彼が話してくれたそうだ。
もちろん誰も信じるはずがない。
ただ、彼は何度も何度も
『嘘じゃない!』
『全部アイツのせいや!』
『あそこには絶対何かがおる!』
と言い訴えかけていたという。
事故直後は震えたりすることがあっても人との会話はまだまともにできていたそうだが
何度も事故のシーンがフラッシュバックするらしくだんだんと精神が蝕まれていったそうでその後、面会拒絶。
その彼の家族でさえもまともに会話すら出来なくなるほど精神が崩壊してしまい完全に頭がおかしくなってしまったのだそう。
地元の先輩いわくその彼は病院で自殺したとかいう噂があったりなかったりで、ハッキリとした現在の様子は誰にも分からない。
正直この話を聞いた時は作り話のような気がして全く信じられなかった。
ただ、その知り合いに色々と追求していくうちに実際彼が入院していた病院名が出たり
その後の自分が経験した夫婦岩の一件であったり妙にリアリティや共通点を感じる部分があって今じゃ本当のことなんだろうって思ってます。
そしてもし、そんなことが自分にも起こったらそりゃパニックなんてレベルじゃ済まされないでしょうね…。
というわけでいかがでしたでしょうか?以前私が実際体験した夫婦岩の爆音事件と似ています。
にわかに信じがたい話ではありますが、
もしかしたらあの時あの程度で済んで良かったのかも知れませんね。
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ではまた。